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幼児知能教育について |
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脳の発達のしくみ 人間の脳は生まれてから3歳までは急速に発達しますが、以後は徐々に発達速度が鈍り20歳を過ぎると成長は止まります。ところで、幼児の身体がどんどん大きく重くなるのは、身体の細胞が次々と細胞分裂を繰り返して成長するからなのですが、脳の細胞は胎児の時に細胞分裂を終えています。生まれてからの脳の細胞は数が増えたり、ひとつひとつの細胞が大きくなったりはしないのです。身体の細胞とは異なり、脳の細胞は細胞どうしが絡み合うシナプス連結ということを進めることで急速に大きく重くなっていくのです。つまり、脳の発達とは、このシナプス連結を進めることなのです。 |
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脳の発達の時期 | |
第一期 |
生まれてから3歳くらいまでの模倣の時期。 真似をすることによってシナプス連結を進めていきます。 |
第二期 |
3歳以後10歳くらいまでの創造の時期。 第一期に模倣によって作られた神経細胞の回路網を自分の力で使う働き、つまり、やる気を持つことによってシナプス連結を進めていきます。 |
第三期 |
10歳以後の錬成の時期。 シナプス連結は10歳くらいで完全に終ってしまいますから、これ以後の脳はその内面的な力を発揮して成長して行くことになります。 |
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幼児期に与える教材 昔から「三つ子の魂百まで」(人はたとえ百歳になっても、その性質は3歳の頃と変わりがない)と言われています。科学的にみても脳の発達の第二期である3歳頃からの「創造の時期」こそが知能にとって最も大切な時期ですが、幼児の発達段階には大きな個人差がありますからそれぞれのお子さまに適した教材を選ぶことが大切です。どのような教材があるかは幼児教材・幼児塾リンク集をご参照下さい。 |
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幼児知能教育教材 キディトレインはギルフォード理論に基づいて制作された本格的な幼児知能教育教材です。 ギルフォードの知能構造論とは、人間の知能を領域(情報が属する4つの分野)、所産(6つの情報処理系列)、働き(5つの情報処理方法)という3次元の構造モデルとして捉えるものです。この領域、所産、働きという3つの側面の要素を1つずつ組み合わせたものを知能因子と呼びます。4つの領域×6つの所産×5つの働きですから知能因子には全部で120通りの組み合わせがあることになります。なお、現在では当初の4領域に「聴覚」を加えた5つの領域にて150の知能因子とされていますが、キディトレインでは教材制作の都合により「聴覚」の領域は扱っておりません。また、教材制作にあたってはサーストンの基本的知能因子[基本的精神能力(言語力・語の流暢性・空間的関係・数、計算・記憶・推理、推論・知覚認識)]の理論も取り入れています。 キディトレイン教材のねらいは脳の発達が最も顕著な幼児期に知能因子に多面的かつ系統的な刺激を与えることによって「自分で考える力」を伸ばすことにあります。幼児の好奇心をそそり楽しんで行える知能の遊びですが、ただ与えておけばよいという教材ではありません。実施に際しては事前にお母様が各教材を広げて子どもの視点に立ってシミュレーションすることが大切です。「刺激される知能因子」と「ねらい」をしっかりと把握し、心の余裕を持って行って下さい。 |
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